イルマリ・タピオヴァーラ(Ilmari Tapiovaara)

イルマリ・タピオヴァーラ(Ilmari Tapiovaara)

イルマリ・タピオヴァーラ(Ilmari Tapiovaara)は1914年フィンランドのハメーンリンナに生まれたデザイナーです。1937年ヘルシンキ中央応用美術学校家具デザイン科を卒業。その後、パリのモダニズム建築家ル・コルビュジエの事務所でアシスタントを務めた後、当時フィンランド最大の家具メーカーであったASKO社のアートディレクター兼デザイナーに就任。
タピオヴァーラは長いキャリアを通じて、伝統的な家具デザインの枠にとどまることを拒んできました。木彫りから映画のポスターやグラフィック、サウナストーブからカトラリー、さらにはポータブルグリルまで、その才能と同じくらい幅広い興味をもって制作に取り組みました。探検家の心と職人の魂で、日用品をより良くするための新しい解決策を常に探し求めていたのです。
彼の代表作で原点と呼ばれる「ドムスチェア」や名作「ピルッカチェア」、「ファネットチェア」が有名です。

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