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デンマークで買い付けたボーエ・モーエンセンのダイニングテーブルC18。質素で機能的な造形をデザインの根底としたシェーカー教の影響を受け、ボーエ・モーエンセンがFDB時代の1947年にデザインした現在でも作られ続ける名作の一つ。シンプルでパーツの構成数も少なく、FDBの庶民の為に安価で堅牢・実用性の高いモノづくりという理念がデザインに落とし込まれ、現在でも古さを感じない普遍的なデザインが魅力。一般的なダイニングテーブルは四隅に脚があるのに対してこちらは中央部分に脚を取り付けていることから、椅子周りの空間を広く取ることができるのもとても実用的です。真鍮のパーツと飴色に変化したオーク材の組み合わせが最高に美しいです。
こちらは元々現地でメンテナンスされていたようで天板はウレタン塗装がされています。1960年製造の刻印のある脚に比べて天板は新し目の雰囲気なので年代が異なるかもしれません。多少打痕はございますが年代の割に全体的にかなりコンディションは良いです。
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